受信専用なら月1000円以上払うのはもったいない!
「電話はかかってきたら出る程度だから、できるだけ月々の支払いを少なくしたい」
「電話をかけることが少ない人にはどの格安SIMが最適なのかわかりにくい」
「親に連絡用で持たせている携帯電話を安く維持したい」
など、受信専用の携帯電話なら、できるだけ安く維持したいと思いますよね?
格安SIMは数多くありますが、安さだけで選ぶと思わぬ落とし穴があります。
この記事では、2014年から格安SIMを使い、今でも親に月々550円で携帯電話を持たせている私が、受信専用で使う携帯電話回線契約の最安ランキングを紹介すると同時に、快適に使える格安SIMを選ぶポイントを解説していきます。
結論:オススメは2位のmineo
結論から言うと、受信専用の格安SIMとして、ほとんどの人にオススメできるのがmineoです。
月額基本料金だけでみると、1位のpovoがダントツで最安ですが、総合的に見てランキング2位のmineoが受信専用、通話専用として最もポテンシャルが高いです。
理由としては以下の2点です。
メインとする活動エリアによっては電波状況の良し悪しがあると思いますので、回線を選べるというのはとてもメリットがあります。
逆に、1位のpovoをオススメしづらい理由は以下の2点です。
受信用の携帯電話ですので、半年に一度のペースで何かトッピングを購入しなければならないのは面倒ですし、うっかり購入を忘れてしまうかもしれません。
また、au回線しか選べないため、auの電波状況が悪い人には向いていません。
このため、povoは万人向けではないと個人的には考えているところです。
(条件が合う人には間違いなく最安ですが…)
これらを踏まえて、1位のpovoではなく、2位のmineoをオススメとしました。
通話用の格安SIMを選ぶポイント4つ
快適に使える通話用の携帯電話回線を選ぶ時のポイントは次の4つです。
- 月額基本料金の安さ
- 通話料の安さ
- どこの通信回線か
- 面倒な条件がないか
それぞれ詳しく解説していきます。
ポイント1.月額基本料金の安さ
月額基本料金の安さは最も重要です。
ひと月1,000円の違いでも、積み上げていくと1年で12,000円の差になります。
できるだけ安いにこしたことはありません。
ただし、いくら月額が安くても、ほかの条件が悪いと快適に使えないので要注意です。
ポイント2.通話料の安さ
通話料は、電話をかけた時間に比例するので不確定要素ではあります。
ただ、折り返しかけ直すことも想定されますので、無視できない要素です。
通話料は、30秒、安い会社だと9円、高い会社だと22円と倍以上の差があります。
たとえば、うっかり30分の長電話をしてしまった場合、通話料はいくらになるでしょうか?
30秒9円の格安SIMだと540円ですが、22円だと1,320円もかかってしまいます。
その差額は780円にもなります!
たった1回の長電話で月額基本料金の安さを打ち消してしまうかもしれません。
その意味で、通話料の安さは「うっかり長電話」のリスク回避になります。
ポイント3.どこの通信回線か
格安SIMを提供している会社は、ドコモ、au、ソフトバンクといったMNO(移動体通信事業者)から通信回線を借り受けて自社の通信サービスを提供しています。
このため、どこの通信回線を使っている格安SIMなのかというのは、そのまま電波の届くエリアとイコールになります。
ドコモの電波が届くエリアであれば、ドコモの通信回線を借り受けている格安SIMも電波が届きます。
逆に、ドコモの電波が届かないエリアであれば、ドコモの通信回線を借り受けている格安SIMも電波が届きません。
山の中や海沿いなどは、会社によって電波が届きづらいところもあります。
自分の活動エリアの電波状況が良い通信回線を選ぶことが重要です。
ポイント4.面倒な条件がないか
格安SIMの中には、
- 定期的にトッピングを購入しなければならない
- 安く通話するためには特定のアプリを使わなければならない
等の条件が付いているものもあります。
いちいち面倒な条件が付いていると、重要な時に利用停止になっていたり、高額な通話料を払うことになったりなどのリスクがあります。
細かな条件に対応できる人は気にならないと思いますが、面倒ごとは避けたいという人も多いと思います。
安く使うために面倒な条件が無いか?というのも重要なポイントです。
【2023年6月版】受信専用の通話用スマホキャリア・格安SIM最安ランキング
ランキングは、月額基本料が安い順に掲載していますが、先の書いた通り、選ぶ際には安さだけでなく、どこのキャリアの回線を使っているか、電話を掛けた場合の通話料はいくらか、面倒な条件はないか、というところも気にして選ぶ事をオススメします。